転職エージェントとは?メリットとデメリットは?

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転職エージェントの他に、”人材紹介会社”、”人材斡旋会社”とも呼ばれます。 正社員として紹介してくれるサービスを行っている企業の事を言うのが一般的です。

求人の紹介の他、面接の練習や、履歴書・職務経歴書の添削をしてもらえるのも転職エージェントの魅力の1つです。

人材派遣会社と混同しそうですが、人材派遣会社は名前の通り、派遣社員として紹介してくれる会社であって、正社員として働くところは紹介してもらえません。

 

 

転職エージェントの仕組み

転職エージェントは取引のある企業に人材を入社させる事で企業から一定の手数料を取ります。

転職エージェントはここから収入を得ますので、 求職者は無料で利用できるわけです。仕組みは概ね以下のようになります。

転職エージェントの仕組み

転職エージェントの仕組み
  1. あなたが転職エージェントに登録。
  2. キャリアアドバイザーと面談し、どういった企業に応募したいのか?等を共有。
  3. 転職エージェントはあなたに企業を紹介します。
  4. あなたが応募の意志を示した場合は選考がスタート。
  5. 内定し、あなたがその企業(斡旋先)に入社すると、企業(斡旋先)は転職エージェントに年収の30%~40%程度を支払う(最近は35%が多い)。
  6. 入社後、あなたは入社した企業に労働を提供し、企業はあなたに労働に対しての給与の支払いを行います。

 

転職エージェントのメリット

  • 履歴書・職務経歴書は1枚だけ書けばOK。後は転職エージェントがコピーして企業に代理応募してくれます。普通の転職求人サイトではこうはいきません。
  • 書類では分からない人柄も企業にPRしてくれます。よって、書類選考の通過確立が高い 。
  • 一般の転職求人サイトでは募集していない企業の求人がある。
  • 志望業界に詳しいキャリアアドバイザーが転職を手伝ってくれる。
    だから、自分が知らない情報を教えてもらえる。
  • 履歴書・職務経歴書を添削してくれる。
  • 入社する前に給与の交渉をしてくれます。
  • 本来、転職して会社に入らなきゃ分からないような事も教えてもらえる。例えば社風とか。

 

転職エージェントのデメリット

  • 人材を探している企業としては、転職エージェントから紹介してもらうと多額の費用がかかります。よって、費用の安い 転職求人雑誌・転職求人サイト経由で応募してきた志望者が優先されるらしい。
    ※応募者の能力に差がない場合だけだと思います。
  • 転職エージェントは企業に入社させて収入につながります。よって、応募者の意志とは異なる企業を推薦してくる場合がある。

 

就社までの流れ

  1. 転職エージェントのWEBページより仮登録。
  2. 転職エージェントへ行って本登録。希望条件などのお話。
  3. 転職エージェントから企業の紹介。受けるか、断るかの返事。
  4. 書類選考を通過したら、筆記試験や面接試験。
  5. 内定後、めでたく転職。

 

評判の良い転職エージェントのサービス

前述しましたメリットから特に評判の良い転職エージェントのサービスについて紹介していきます。

 

キャリアアドバイザーからのアドバイス

転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーから転職のアドバイスがもらえます。こんな時はどうするの?これって常識?など困った事はキャリアアドバイザーに聞いちゃいましょう。

また、キャリアアドバイザーと話をする事で、自分の頭を整理できます。人に話すことで、矛盾点に気付く事ができますし、改めて再認識できる事もたくさんあります。

職場の同僚に相談できない場合など にもオススメです。なお、アドバイザーには有資格者とそうでない方がいます。

国家資格保有者は「キャリアコンサルタント」を名乗れます。資格が全てってわけじゃありませんので参考程度で。

「キャリアコンサルタント」は、平成28年4月より国家資格になりました。キャリアコンサルタントは登録制の名称独占資格とされ、守秘義務・信用失墜行為の禁止義務が課されています。キャリアコンサルタントでない人は「キャリアコンサルタント」やそれと紛らわしい名称を名乗れません。

 

履歴書・職務経歴書の添削

転職エージェントに登録すると、職務経歴書のアドバイスがもらえます。職務経歴書は転職活動独特なもの。

自分の職務経歴書が正しい書き方をしているかを判断するのは難しい。転職のプロにアドバイスをもらえたら心強いですね。 もちろん履歴書のアドバイスももらえます。

 

面接の練習

実際の面接の前に模擬面接をしてくれます。転職の面接は、新卒時の面接とは大きく異なりますので、事前準備をしておく方が好ましいですね。

また、その転職エージェントから既に面接を行った事があれば、その際の面接情報を教えてもらえます。

面接後、担当のキャリアアドバイザーからどのような面接だったのか色々聞かれると思います。そういった情報はあなたが落選した場合、他の候補者に生かされるというわけです。

その落選した企業が他の 転職エージェントも併用していた場合、自社からの応募者を内定させたいと思うのは当たり前の事ですよね。

 

書類作成の負担が激減

転職エージェントに登録すると、書類選考は 転職エージェントにお任せできます。一度書類を作成すれば、転職エージェントがそれを使い回してくれます。

いちいち履歴書や職務経歴書を作成しなくていいので楽チンです。仕事をしながらの転職活動だと、書類作成をしている暇なんかありません。これってすごく便利。特に履歴書を手書きとなると結構辛いですから。

ただ、ここで注意点。本命企業へ応募する際は、応募書類の微調整が必要かもしれません。

  • その内容で自分の想いが伝わりますか?
  • その企業に合わせた志望動機などが必要ではありませんか?

 という事を意識しておきましょう。

 

面接に落ちた理由が明確になる

転職エージェントに登録すると、面接に落ちた場合、原因をキャリアアドバイザーを通じて確認する事ができます。

私も選考担当を兼任してますが、転職エージェント経由での面接をした場合、まず、面接終了後に連絡があります。

そして、結果を連絡した際にその理由を聞かれます。理由を伝えないと、的外れな応募者を紹介されても困りますので、それなりに正確な原因を伝えるのが一般的かと思います。

 

非公開求人への応募が可能

転職エージェントに登録すると、色んな求人を紹介してもらえます。世間一般に公開していな非公開求人に応募できるのは転職エージェントの特徴の1つですね。

非公開にする理由には色々あります。以下、私が業界関係者に聞いた内容も含まれておりますが、全てが正しいとは限りませんので予めご了承下さい。

 

理由1:機密情報のため

企業にとって、人材採用というのは今後進めていくプロジェクトが分かってしまうので機密事項に当たるそうです。

だから、競合他社にばれないように非公開とするようです。例えば、○○の技術者募集のような求人をするとします。

その企業が今まで○○に対する取り組みをやっていなかった場合、競合他社に事業方針が筒抜けになってしまいます。

 

理由2:全てを公開しきれない

転職エージェントの営業は日々多くの求人をとってきます。いちいち、求人に反映する事ができないので(する暇がない)、非公開求人として求人数に含んでしまう場合があるそうです。

 

理由3:客寄せ

登録者を呼び寄せるため・・・実際にはそんなにたくさんないという噂をちらっと聞きました。「公開求人数が少なくても、非公開求人数はこんなにあるんだよ。だから、登録に来てください」というようにアピールして、まずは面談に来させるといった手法をもちいている転職エージェントもあるらしいです。

 

理由4:業務軽減のため

公開求人だと応募者がたくさん集まってしまって、企業の人事担当者は選考に多くの時間を要します。非公開求人にすることで、ある程度の絞込みは転職エージェントが行いますので、効率的な採用活動が可能となります。 

 

 

入社条件の調整

待遇面、福利厚生面など聞きにくいことを、代行して企業の人事担当者に確認してもらえる。 このように、転職活動するなら転職エージェントは本当にオススメです。是非お試し下さい。

 

評判の悪い転職エージェントのサービス

続いてよくある悪い評判について紹介しておきます。

 

利益優先の転職エージェント

転職エージェントは求職者を企業に入社させる事で企業から報酬を受け取ります。求職者の年収の約30%~40%が転職エージェントの取り分になります。よって、応募者の意志とは異なる企業を推薦してくる危険性があります。 

万一、利益追求のみの転職エージェントがいた場合、言葉巧みに求職者を誘導し、本来希望していない会社への入社を推奨する場合も考えられます。

求職者にとってキャリアアドバイザーの言葉は重みがあります。特に自分の能力に自信がない求職者ほど、キャリアアドバイザーの言葉通りに動いてしまう傾向があるようです。

 

求人の案内が途絶える

登録した転職エージェント、担当のキャリアアドバイザーによりますが、登録した後、求人の案内が一切来なくなる場合があります。

自分が見放されたようで自信をなくされる方もいらっしゃり、転職エージェントに不信感を抱くだけでなく、転職活動への不安も増大する場合があります。

これには、色々と原因がありそうですが、概ね以下のような原因かと推定されます。

 

①案内する求人が本当にない

転職エージェントは初回面談後、保有している案件から該当する求人を紹介してきます。これは従来から抱えている求人ですので、比較的多いのが一般的です。

以降はストックがありませんので、新規案件で該当する求人が案内されてきますが、初回に比べると当然少なくります。

 

②転職意欲が低いと判断された

いくら求人を紹介しても応募の意志がない場合、転職エージェントからすると、転職意欲が低いと判断され、他の登録者を優先するケースがあります。

紹介された求人を断る場合はその理由を明確にしましょう。転職意欲があっても断る事があると思いますが、その際は、どういった求人を紹介して欲しいのかが分かるようにしましょう。

 

③志望企業が明確ではなく求人の案内が困難

求人を紹介された際に断る場合は、その理由を明確にしましょう。適当な理由で断っていると求人の案内が途絶える事は当然でしょう。

 

転職サイト経由の応募者が優先される?

人材を探している企業としては、転職エージェントから紹介してもらうと多額の費用がかかります。

よって、費用の安い転職求人雑誌・転職求人サイト経由で応募してきた志望者が優先される場合があります。

これは、応募者の能力に差がない場合に限りますし、直接応募の転職求人サイトでも費用はかかりますので、あまり気にし過ぎない方が良いでしょう。

 

キャリアアドバイザーとの相性が悪い

担当のキャリアアドバイザーと全く相性が合わない場合があります。キャリアアドバイザーを変更してもらう事は可能ですが、なかなか言いづらいのが現実です。その場合、また別の転職エージェントに登録し直す必要が出てきます。

 

まとめ:転職エージェントとの関係性はよく考えよう!